20140525≪駆け込みドクター≫認知症
Last update 20150720
◆◆◆◆◆2014年5月25日 ≪駆け込みドクター≫より◆◆◆◆◆
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『認知症』★★★★★
「軽度認知障がい」とは?
認知症になる前兆と言える期間。
認知症の中で最も多いのがアルツハイマー型認知症。
アルツハイマー型認知症とは、脳が委縮し衰える病気で、急に悪化することは少なく、徐々
に進行していく。
▽症状別
・日常生活に支障はないが、特定の分野だけ物忘れがある
・優しかった人が怒りっぽくなるなど、急に性格が変わる
・趣味をやめる など・・・
もの忘れについて
・もの忘れは加齢によって誰にでも起こる。しかし、急にひどくなったり無気力感が伴っ
たら注意が必要である。
・通帳や印鑑など、大事なものをしまった場所を忘れたり、そのことについて家族とトラ
ブルになるなど、日常的に支障が出るもの忘れは、認知症の始まりの可能性があるそうで
す。
・1年間に2回以上酔いつぶれる人は、認知症の発症リスクが10倍になるといわれてい
るそうです。
軽度認知障がいチェック ▽物覚えチェック
1.5つの物を見せて覚える
2.3~4つの簡単な質問をする
3.最初に覚えた5つの物を答える
⇒3つ以上答えられない人は注意が必要!
途中の質問に答えられない人は、早急に医師の診断を受けた方がよい
▽逆さ言葉チェック
1.3~4文字のイラストを見せる
2.そのイラストを10秒以内に逆さに読んでもらう(例:りんご⇒ごんり)
⇒3問中2問分からなければ注意が必要!
また、10秒以上かかった場合は、かかりつけ医に相談した方がよい。
もの忘れ外来
もの忘れが、認知症に繋がるものか、年齢によるものかを見極めて、アドバイスする外来。
▽行われる検査
・家族への問診・・事実関係の確認のため、家族や知り合いの同行が推奨される
・MRI検査
・血液検査
解説医師:東京医科歯科大学附属病院
認知症予防 大分県安心院町「安心院けんこうクラブ」
福岡大学の調査によると、軽度認知障がいと診断されたお年寄り18人がこのプログラム
に参加し、3年後の再調査で18人中、16人が治っていたそうです。
認知症を予防する3か個条 ▽行われる検査
・若い人と接する
若者の文化に触れることで、新しいものごとを勉強するようになり、脳が活性化する
▽異性を意識する
異性を意識=お洒落をすることにつながる。外見を意識することで脳が活性化する
▽感動する
感動することは脳の活性化につながる
認知症ドキュメント
認知症と闘うご夫婦に密着!
≪BPSD≫
行動心理症状⇒1つのことに執着して、そればかりを行うこと。
このご夫婦の場合、熱心に塗り絵をし続ける、道端で気に入った葉っぱを見つけると欲し
くてたまらなくなるといった症状が現れる。
認知症は、家族だけで悩まず、隣近所や地域で支えることが大切。
公的機関のネットワークを使うことも重要である。
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